新たなグローバルガールズグループをデビューさせるプロジェクト「Girls Planet999:少女祭典」の7話が17日、動画サービスABEMAで放送され、元JYP練習生の坂本舞白(21)が率いるチームが圧巻のパフォーマンスを披露し、勝利した。6話放送後に公開された個人動画再生回数は、約120万回で、同日に公開された33人の中でダントツで1位を記録している。

同プロジェクトには、応募総数1万3000人の中から日本(J)韓国(K)中国(C)の3カ国で行われたオーディションを通過した各国33人、合計99人が参加。7話では、99人の中から次のステージに勝ち残った54人が挑む2つ目のミッションが放送された。

坂本は、TWICEやNiziUなどが所属する「JYP」の元練習生。JYP公開採用オーディション12期で全体2位、女性部門1位の評価を受けて合格。当時、外国人が1位となったのは初めてで快挙となった。16年から18年までの約2年間、デビューを目指し渡韓したが、夢半ばで帰国した。ちなみに、NiziUのリーダーMAKO(20)は坂本の快挙を新聞で見て、後に同練習生に合格した。

坂本は今ミッションで、ホ・ジウォン、フー・ヤーニンとの3人組でITZYの「Mafia In the morning」を披露。ITZYはJYP所属で、坂本が練習生時代に一緒にデビューを目指して練習していたメンバーで結成された、いわば“元同僚”。そのグループの楽曲を自ら選択し、リーダー兼、初のメインパートを務めることになった。

本番では、これまで見せてきたかわいらしい雰囲気とは一変、大人の魅力を存分に披露した。坂本のパフォーマンスに、視聴者からは「美しすぎる!一生ついていきたい!」「ITZYの候補生だった舞白ちゃんのこのパフォーマンスは感慨深い」といった絶賛のコメントが多く寄せられた。

また、審査員も「パフォーマンスとボイス、両方とも逃してしまいかねない選択だったと思うけど、ふたつともつかめていた。本当にうまかった」と3人の努力をたたえた。

勝利をつかんだ坂本は「期待しないように…と思いながら、本当は期待してしまいました。本番では本当に楽しもうと思ってステージに上がったのですが、こんなに素晴らしい結果が得られてとてもうれしいです。ありがとうございます」と涙を見せながら感謝の思いを語った。

坂本は前回のグループミッションでもリーダーを任され、IZ*ONEの「FIESTA」を披露。おしとやかな優しい性格だが、実力はピカイチ。さらに韓国語も自由に操れるため、チームのメンバーからの信頼も得て、チームを勝利に導いている。