NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の22日に放送された第93話の平均世帯視聴率が15・7%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、実家へ戻ってきた百音。未知(蒔田彩珠)や父耕治(内野聖陽)らに笑顔で迎え入れられた。そしてみんなの輪に交ざって作業の手伝いをはじめた。処分するためのカキでバーベキューをしていた耕治や三生(前田航基)ら。酒の入った三生は、(お寺の)親の跡を継ぎますと宣言。決意としてみんなの前で丸刈りにすることに。亮(永瀬廉)や百音らがバリカンで髪を切ると、最後は父の秀水(千葉哲也)がそって仕上げた。翌朝、百音は散歩に出かけ、海の様子と検証の撮影を終えて帰ってきた。カキ棚の被害を心配する百音をよそに龍己(藤竜也)は疲れた様子も「たいしたことねえ…それなりに弱っているけど。あん時(震災時)と比べたら」と話し、さらに「しぶといんだ」と言って笑った。百音が周りを見渡すと、三生ら楽しそうにしているみんなの姿を見て、百音も笑みを浮かべた。その日の夜、百音は少し緊張した面持ちで未知に向き合い、「私、こっちに戻ってきてもいいかな」と話した。