9月30日をもって活動休止した女性アイドルグループ、東京パフォーマンスドール(TPD)のリーダーで女優の高嶋菜七(24)が1日、ツイッターを更新。父で元オリックス、近鉄捕手の高嶋徹(たかしま・とおる)氏が死去したことを報告し、「ゆっくり休んでね だいすきだよ」と語りかけるようにつづった。

高嶋は「大好きな父が先日天国に旅立ちました」と報告。「ラストライブを配信で見届けてくれました」と、9月26日に開催された活動休止前ラストライブを、父徹さんは配信で鑑賞したという。「娘大好きパパはいつもTPDの事を気にかけてくれてました」と振り返り、「最後までよく頑張ったね 自慢のパパだ! ゆっくり休んでね だいすきだよ」と亡き父へのメッセージをつづった。

高嶋徹さんは9月28日、直腸がんのため死去した。51歳だった。葬儀は家族葬で執り行われた。栃木県出身で、宇都宮学園(現・文星芸大付)では、真中満(元ヤクルト監督)らと88年春夏の甲子園に出場。センバツではベスト4まで勝ち進んだ。

同年ドラフト外でオリックスに入団。94年には58試合に出場し、2本塁打を放った。96年に近鉄に移籍、00年限りで引退した。通算161試合、打率2割2分8厘、4本塁打、25打点。