NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の15日に放送された第110話の平均世帯視聴率が16・1%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、未明、漁協に亮(永瀬廉)の船から無事との知らせが入った。滋郎(菅原大吉)から連絡を受けた百音は、未知(蒔田彩珠)たちと一緒に安堵(あんど)する。耕治(内野聖陽)は、新次(浅野忠信)と電話で亮の無事を喜ぶ。亮の船が港に戻り、百音は、未知に亮を迎えに行くよう背中を押す。そして、2人は話し合うが、亮は「オレは大丈夫だから」とすれ違ったままの状態が続く。

その様子を見た百音は「大丈夫って言いながら本当は何て思っていたの」と尋ねる。亮は「お前に何が分かる。そう思ってきたよ、ずっと、オレ以外の全員に」と気持ちをぶつける。百音は「それでも一緒に生きていきたいってそばを離れなかった人がいる。りょーちんを1人にしなかった人がいる。大丈夫なんて突き放さないで」と諭す。亮は「オレが頑張って来られたのはみーちゃんがいてくれたたからだと思っている。でもオレ、結局オヤジと同じだから。うまくいっているように見えて、どっかで崩れる。しなくていい苦労をさせる」と話す。未知は「一緒にいたいってだけじゃダメなの」と亮の手を取る。亮は「オレ、幸せになってもいいのかな」と言う。未知は優しくうなずいた。