吉高由里子主演のTBS系連続ドラマ「最愛」(金曜午後10時)第3話が10月29日、放送され、平均世帯視聴率が8・6%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・5%だった。

殺人事件の重要参考人となった女性実業家と、彼女を追う刑事、彼女を支える弁護士の3人を中心に、15年前のある失踪事件から現在の連続殺人事件へとつながる謎に迫る、完全オリジナルのサスペンスラブストーリー。

第3話で、梨央(吉高由里子)は、大輝(松下洸平)から「友達として話をしたい」と言われ、近所のなじみの鉄板焼き店へ向かった。ぎこちないながらも昔のような空気が2人の間に流れ、梨央は事件当夜のことを話し始めた。

署に戻った大輝は、梨央の足取りを付近の防犯カメラで確認。彼女の話に矛盾はなく、相棒の桑田(佐久間由衣)も梨央は犯人ではないと感じるが、同時にどこか煮え切らない大輝の態度がひっかかった。

そんな折、「真田ウェルネス」に一通の脅迫メールが届いた。後藤(及川光博)は事業説明会の中止を進言するが、新薬開発をなんとしても成功させたい梨央は「中止はしない」と断言。説明会がアナリストやメディアに評価されて新薬が承認されれば、自分の前から突然姿を消した弟の優が戻ってきてくれるかもしれないという思いもあった。物々しい警備体制のなか、事業説明会が始まった。