11日に放送された米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜午後9時)の第5話の世帯平均視聴率が16・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、速報値)だったことが12日、分かった。個人視聴率は9・8%。

初回は19・0%、第2話は15・9%、第3話は16・6%、第4話は15・2%だった。

ドラマ誕生から10年目、連続ドラマとしては第7弾。米倉演じるフリーランスの天才外科医、大門未知子が病院内での敵や壁に立ち向かうストーリー。

内科と外科を統一した「メディカルソリューション本部」を立ち上げ、医療体制を一新した「東帝大学病院」。本部長の座に就いた蜂須賀隆太郎(野村萬斎)は内科治療の優先、外科手術については自らの息がかかった外科医・興梠広(要潤)を中心に行うことを、高らかに宣言する。

そんな中、愛想はすこぶる悪いが、腕は超一流のフリーランス看護師・那須田灯(松下奈緒)が、「東帝大学病院」に雇われることになった。灯はさっそく、興梠が執刀医を務める記者・五木和男(井上肇)の直腸がん手術で、オペ看を担当。興梠の指示を待つことなく、次々と的確な器械を差し出す。ところが、そんな灯に憤慨した興梠はナースステーションに連絡を入れ、今すぐオペ看をチェンジするよう要求。応対した看護師・大間正子(今田美桜)は、慌てて手術室へ向かう。

手術は終了したが翌日、五木が激しい腹痛を訴え、再手術が必要な状態に陥った。オペに何か問題があったと考えた未知子は、急いで原因を突き止めようとするが、存在するはずのオペの録画データは、なぜか消失しており…。