大手芸能事務所スターダストプロモーションに所属する沖縄出身の元之介(23)が2日放送の米倉涼子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜午後9時)の第8話に出演し、俳優デビューを果たすことが1日、分かった。

元之介は、未知子(米倉)の同志であるフリーランス麻酔科医・城之内博美(内田有紀)の元同級生で、重篤ながんを患った八神さつき(瀬戸朝香)の息子を演じる。

初の撮影現場、初演技への試みに「まさか自分もよく見ていた『ドクターX』で俳優デビューさせていただけるなんて…本当にうれしかったです。その半面、中途半端な演技ではいけないと思い、緊張も覚えました。ドラマの現場も初めてなので、とにかく『皆さんに絶対に迷惑をかけたくない!』という一心で…。家でも台本を毎日読み込んで、いかに自然に祐希の人生に入っていけるか試行錯誤しました」。

内田と瀬戸との共演には「内心ガチガチになってしまった」と振り返りつつ「でも、お2人ともすごく優しく声を掛けてくださって…。皆さんが本番直前まで普通に素で会話していらっしゃることに驚きながらも、一緒に楽しく会話をさせていただき、『これは夢じゃないんだ!』と実感が湧いてきました」としみじみ。

米倉については「笑顔がすごくすてきで、こんな僕にも気さくに接してくださいました。それでいて、圧倒されるくらいオーラの強い方なんです」と圧倒された様子。「見ている人をあっという間に魅了する米倉さんや内田さんを目標に、頑張っていきたい」と俳優としての意気込みを語った。