俳優窪田正孝(33)が13日、都内で、主演映画「決戦は日曜日」(坂下雄一郎監督、来年1月7日公開)の完成披露試写会に、宮沢りえ(48)らと登壇した。

とある地方都市を舞台に、父が病に倒れ急きょ出馬することになった新人議員候補とその秘書の選挙活動を描く社会派コメディー。

観客を前に窪田は「こうやって皆さんの前に立つのが久しぶりすぎて…どうしたらいいかわかりません(笑い)。キャストの皆さんとも久しぶりで、なんか感無量です」と笑顔。その上で「すごい沢山笑ってもらえる、とてつもない映画が完成しました」とあいさつした。

宮沢は「脚本をいただいた時に、演じる責任感を忘れて、本当に声を出して笑っていました。でも、ふと考えさせられるメッセージもあって。笑いの中にある監督のメッセージを、みなさんにも受け取っていただけたらと思います」と力を込めた。

2人は、今作が初共演だという。宮沢は「私の役が感情をストレートに出す、世間知らずな自由奔放な役で。本当にストレスがない役だったので、毎日撮影に行くのが楽しかったんですけど、それを受け止めきる窪田さんは大変だっただろうな…」と笑った。

これを受け、窪田は「本当に光栄でした。これまで、エネルギーの集合体のような人に会ったことがなく、すべてがポジティブなパワーで出来ている。僕にとって、パワースポットっていう感じです(笑い)。それくらい楽しかったです」と独特な表現で語った。

赤楚衛二(27)内田慈(38)小市慢太郎(52)音尾琢真(45)も登壇。