今年デビュー15周年を迎え初出場となるKAT-TUNの中丸雄一は「個人的にはご縁がない番組だと思っていたんですけど…」と切り出すと、亀梨和也から「言い方!」とツッコまれた。

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中丸は「本当に出たかったんですよ! ドッキリじゃないですよね? 出たくて出たくてたまらない番組だったんですけど、まあもう無理かな…って正直思っていたんです」と説明し、「KAT-TUNは『ポップジャム』という番組で、NHKホールで初めてできたグループ。しかも、初めて単独ライブやったのも国際フォーラム。いろんな点がつながって、不思議な感じがしてすごく楽しみにしています」明かした。

本番ではデビュー曲「Real Face#2」を歌う。亀梨は「番組のカメラマンさんが『待ってたぞ!』って言いにきてくれたりして、うれしかったです」と明かした。途中で舌打ちをするシーンが印象的な楽曲。「カメラマンさんがわざわざ『舌打ち、あそこのカメラだからね』って言ってくれて。しっかり舌打ち決めます、って言っておきました」と笑った。さらに「デビューの時からあまり踊らないグループなので、特効(特殊効果)やら何やらで盛り上げられたら」と言って、笑いを誘った。

国際フォーラムで久々のパフォーマンスに、上田竜也は「懐くない?」とメンバーに向かって尋ね、「楽屋、めちゃくちゃ懐かしかったですよ」と笑顔を見せた。髪を暗い色に染め、「NHKなんで、おとなしくしようかと思って、この色です」と明かした。亀梨からも「優等生ぶろうかと思って」と補足された。

今年1年を漢字1文字で振り返ると、と聞かれ、『勝』と答えた亀梨は「今年はグループとしてアニバーサリーイヤーで、結成の時に(ジャニー喜多川氏から)『ユーたちは(ローマ字読みで)勝つ、運なんだよ』って言われていたので」と振り返り、「世の中のこういう状況にも打ち勝つ、という。勝ちに行きます」と誓った。

上田は「続」を選んだ。「1年の締めくくりで感じることが、グループを続けてきて、いろんなことがあって、いろんなことが見えて、伝統ある番組に出演させていただく喜びなどを感じることができたので。『継続は力なり』って本当だなって思いました」と説明した。

中丸は「喜」。「喜びの時間があまりにも多かった1年だったなと思いますね。今まで周年でも、お祭り的な年ってあまり経験したことがないんです。メンバー変遷があったりして。そういうもやもやをどこかで抱えていたんです」と回想。「今年は事務所の方もレコード会社の方も含めてKAT-TUNの15周年をきらびやかなものにしようという気持ちを感じました。ツアーもできたし、イベントごともできたし、ファンの皆さんとも会える機会もありました。その上で紅白も決まったので、まさにそんな年になりました」と感謝した。