中京テレビ制作、日本テレビ系列で18日に放送されたヒューマングルメンタリー「オモウマい店」(火曜午後7時)の世帯平均視聴率が13・0%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同番組は「オモてなしすぎでオモしろいウマい店」を発掘するため、スタッフが日本中を大捜索するもの。MCはヒロミ、進行は小峠英二。想像を超える飲食店のサービスに驚く。

今回は山形県酒田市の港近くにある海鮮食堂を紹介した。名物は、茶わん5杯分のご飯の上にマグロなどの旬の魚介がぜいたくにのった「山ほこ丼」。東京都内では4000円相当だというが、この店では2000円だ。店を切り盛りする親子は客や従業員に軽快なジョークを飛ばし、仕事を楽しんでいた。福島県郡山市では、アットホームな雰囲気が人気の定食店を取材。客が口をそろえて一番おいしいと話す「野菜炒め定食」は、鍋から激しく立ち上る炎が店の外からも見えるほどの強火で、豪快に炒めた。同店では下ごしらえにも機械を使わず全て手作業で、料理と真摯(しんし)に向き合っていた。