俳優阿部寛が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)第2話が23日、放送され、平均世帯視聴率が15・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は16・8%だった。

同作は、海上保安庁に新設された架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団、通称“手錠を持ったダイバー”の物語。ハリウッドの大手制作プロダクションと、カナダを中心とした制作会社、TBSの3社で共同制作するオリジナルドラマ。

第2話で、新名(阿部寛)と瀬能(横浜流星)のわだかまりが解けぬまま、新たな事件が発生した。変死体が発見された北能登の港へDCUのメンバーは向かった。殺害されたのは密漁者と戦う地元漁師のリーダーだった。漁師たちが「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぎ立てるのをよそに、新名は地元刑事の坂東(梶原善)と共に捜査に乗り出した。

現場となった場所には水産物の研究所を建てる計画があり、ロシアから政府高官が視察に来る予定が5日後に迫っていた。5日以内に事件を解決するよう命じられた新名は早速、西野(高橋光臣)たちに日本海に沈む遺留品を探すよう指示を出した。そこへ地元の市議会議員・岡部(古田敦也)が現れた。