女優川栄李奈(26)とお笑いコンビ、ハライチが、アニメ映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(橋本昌和監督、4月22日公開)でゲスト声優を務めることが1日、分かった。

アニメ30周年で劇場版も30作目となる記念作品に、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でヒロイン役として、まもなく登場する川栄が初参加する。「幼い頃、しんちゃんの妹ひまわりの人形を買ってもらって、妹として友達に紹介するくらい大好きでした(笑い)」と話すほど、小さい頃からしんちゃん好きで、「家族の温かさという大切なことを『クレヨンしんちゃん』から教えてもらいました」という。

今回、声を務めるのは、主人公・野原しんのすけの“本当の母親”を名乗る、屁祖隠(へそがくれ)ちよめ役。「ちよめはくノ一で格好いいイメージ。それからお母さんですごくしっかりしている一方で、かわいらしい魅力もある役どころ。演じきれるように頑張ります!」と意気込んでいる。

またハライチの2人は、本人役で登場。同アニメの舞台である埼玉・春日部で行われる「カスカベ花火大会」の前説として、オリジナル漫才を披露するという。ともに埼玉出身で、しんちゃんとも“同郷”になるが、澤部佑(35)は「埼玉出身の我々も芸能界で頑張っていく上で、埼玉はしんちゃんのイメージが1番なのでなんとか超えなきゃと意識していました。これで怖いものがなくなりましたね。埼玉では敵なし。バックにしんちゃんがついてんだぞ、という気持ちです」。

また岩井勇気(35)も「『クレヨンしんちゃん』の世界の中で漫才をできるというのは、我々のひとつのゴールなんじゃないかな。オレたちのやりたいことはコレだったんだって、今考えると思いますね。これが解散ライブになるかも。劇場で目に焼きつけてもらいたいです」と呼びかけた。

しんちゃんも「りな、かわえ~♡ オラ、かわえ~♡ 李奈おねいさん、オラの映画に出てくれるなんて、ノハラ感激~! さらに! オラと同じ埼玉出身のハライチのおふたり! 今回本人役で、オリジナルの漫才を見せてくれるんだって~? オラを笑わせたら大したもんだゾ! ワーハッハッハッハ!」とコメントした。