NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第65話が2日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、時代劇が大好きなひなた(新津ちせ)の元にビッグニュースが飛び込んできた。条映という映画会社がひなたの家からほど近い太秦に映画村というテーマパークをオープンさせた。大好きな時代劇を撮影している現場を見られるということに興奮したひなたは、錠一郎(オダギリジョー)と一緒にさっそく出かけた。ひなたは条映映画村で来春、桃山剣之介がサイン会をすることを知り、家に帰るとるい(深津絵里)に入場料をせがむ。しかしるいはひなたに「お小遣いをためなさい」ときつく言う。

ひなたは肩を落とす。錠一郎は「何かあった?」とるいに話す。るいは言い過ぎたことをひなたに謝る。しかし、ひなたに「しっかりしてほしかった」と説明する。そして「赤ちゃんがいてる」とひなたがお姉さんになることを明かす。錠一郎も「家族が増えてうれしい」と喜ぶ。

この日の注目ポイントは、錠一郎の音楽との関わりだった。錠一郎は少年野球のコーチをしていたが、ふとポケットから手帳を取り出す。そして五線譜をサッと引き、音符とみられるものを書き留めていくシーンがあった。

これにSNSも盛り上がった。

「音楽忘れてなくて良かったよ」

「あ、五線譜書いて作曲!?」

「ジョー作曲してる!!!!!!♪」

「生き直してるジョーに復調の気配が…」

「五線譜?音符? 音楽やりたくなってきたのかな」

「ん?ジョー作曲?!」

「ジョー、ただぶらぶらしてる様にみえてずっとメロディとか書き溜めてたん?」

「!!作曲!!ジョー作曲してる!」

「ジョー、復調の兆し??」

「ジョー、いよいよ復活かな?」

などとツイッターでもコメントが並んだ。

錠一郎は大阪でのトランペットのコンテストで優勝し、東京でデビューが決まっていたが、トランペットが吹けなくなる病気であきらめた過去があった。京都ではるいの回転焼きの手伝いさえままならず、ダメ男ぶりが目立っていたが、音楽の復活を期待させるシーンだった。