NHK放送総局長会見が9日、東京・渋谷の同局で行われ、新年度の番組改定について発表した。

報道番組を強化するとし、土曜の夜にニュース番組「サタデーウオッチ9」(土曜午後8時55分)、毎週月~水曜に報道番組「クローズアップ現代」(午後7時30分)を編成する。

同局は「サタデー-」について「『週末の夜にくつろいでニュースを見たい』という声に応えて、週替わりのゲストや専門家とのトークも交えながら、多彩なニュースをゆったりとご覧いただける、65分間の番組です」と説明。初回は4月2日で、パイロット版を2月26日に放送予定という。

93年から続く長寿番組「クロ現」は、放送時間を変えながら現在「クローズアップ現代+(プラス)」(火~木曜午後10時)として放送中。4月からは放送時間を繰り上げ、「クローズアップ現代」としてゴールデン帯に復活する。初回は4月4日を予定。

地上デジタル放送を開始した03年以来、最大規模の改編となる。総合、Eテレ合わせて改定率は42%となる。