宝塚歌劇団は26日、兵庫・宝塚大劇場で2月5日に開幕予定だった宙組公演「NEVER SAY GOODBYE」について、28日から上演すると発表した。宙組トップ真風涼帆の主演作で、予定より23日遅れての開幕になる。

公演は、宙組トップ真風涼帆の主演作で、公演関係者に新型コロナウイルスの陽性が確認され、5日の初日上演を取りやめ。中止期間の延長を重ね、17日には、27日までの中止を決め、発表していた。

劇団では「公演の準備が整った」ため上演にいたったと説明。加えて「ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、公演中止が長期にわたり、たいへんご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。

公演実施にあたっては「感染予防対策を徹底し、お客様により良い舞台をお届けできるよう、また安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいります」とした。

また、3月1日に予定されていた新人公演については、公演準備が整わないため、中止する。