お笑いコンビ、極楽とんぼ加藤浩次(52)が27日、日本テレビ系バラエティー「行列のできる相談所」(日曜午後9時)で、新型コロナウイルス感染で療養していた東野幸治(54)の代役でMCを務めた。「緊急オファーしたMCはあの人!」と題して放送された。

加藤は「東野さんが発熱したというので、オファーがあったのは5時間前。ディレクターから連絡があって『暇です』って言ったら『ちょっと行列に出てくれない』と言われた」と明かした。

そして「スタッフは、まず(明石家)さんまさんを考えて、次は中居(正広)君も考えたでしょうね。『待てよ、渡部(建)行こうか、あいつ、復帰したよな』とも思ったかも」と、一昨年6月に不倫騒動を起こすまで交代で同番組のMCを務め、今月15日にチバテレ「白黒アンジャッシュ」で1年8カ月ぶりに芸能活動を再開したアンジャッシュ渡部建(49)の名前を挙げて笑わせた。

東野は13日に発熱して、PCR検査で陽性と診断されて療養に入った。25日深夜1時放送のABCラジオ「東野幸治のホンモノラジオ」で仕事復帰したが、それ以前に収録された。

吉本興業に所属する芸人が新型コロナウイルスなどで休養する場合は、同じ所属の芸人が代役に起用されることが多かった。加藤は昨年3月いっぱいで吉本興業とのエージェント契約が終了していたが、同局の生情報番組の「スッキリ」(月~金曜午前8時)でMCを務めるなど実績を買われての起用と思われる。