第94回選抜高等学校野球大会が19日に開幕し、センバツ応援イメージキャラクターを務める女優伊丹彩華(16)が、阪神甲子園球場を訪問した。

初の甲子園球場となった伊丹は「テレビで見たのとは全然違います。周りの建物と比べてみて、すごく大きくて、甲子園ならではの熱気とにおいを感じます」と笑顔。「すごく広い。テレビで見た風景が目の前に広がっていて興奮します」と感動の表情で語った。

開会式では、プレーを支える家族への感謝を伝えた倉敷工(岡山)の福島貫太主将の選手宣誓に聞き入り「これまで頑張ってきた選手にしか言えない言葉で、堂々としていてすばらしいと思いました」。バックネット裏や外野席で浦和学院(埼玉)-大分舞鶴(大分)の開幕試合を観戦し「ブラスバンドのおかげで応援席も1つになれると思います。やっぱり生演奏があると盛り上がり方が違いますね」と笑みを浮かべた。

今大会では花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手、大阪桐蔭(大阪)の前田悠伍投手に注目しているという。「二人とも私と同い年なのに、注目されるようなプレーができるなんて尊敬しています。活躍が楽しみです」と期待した。

伊丹は「全国のファンの方々と一緒に私も応援しています。甲子園は誰もが立てる場所ではないので、自信を持って、体調にも気を付けて、全力投球で頑張ってください」と高校球児にエールを送った。