NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第102話が25日に放送された。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、いよいよハリウッドの映画製作チームが視察のために来日。英語で映画村を案内するという大役を任されたひなた(川栄李奈)は、緊張しながらもなんとかその役目を果たす。上司の榊原(平埜生成)から、この映画で日本人俳優の大規模オーディションが行われることを聞くと、俳優を辞めて去って行った五十嵐(本郷奏多)のことが頭をよぎる。

ひなたは、映画製作チームでキャスティング・ディレクターを務めるアニー・ヒラカワ(森山良子)と茶屋で言葉を交わし、励まされる。そして英語を上手だとほめられる。

映画村ではハリウッド映画「サムライ・ベースボール」オーディションのエントリーが始まる。ハリウッドのアクション監督がやって来ると聞き、道場に向かうひなた。そこに現れたのは五十嵐だった。ひなたは驚く。

前話で話題を呼んだアニーの名前はアニー・ヒラカワで、森山良子が演じることが判明した。ツイッターでは「森山良子さん」がトレンド入りした。アニーは映画村の道場の神棚を感慨深く見る。またひなたとの会話でラジオ英語講座が「まだ放送されているの?」と驚くが、「日本に来るのは初めて」とも言う。SNSではアニーの正体を巡り議論が沸騰した。

「やはり森山良子!アニー・ヒラカワ ヒラカワ…?」「主題歌は息子がかかわって、母親が出演とは!!」「平川って、ラジオの平川先生の奥様?」「懐かしそうに神棚を見るマダム…あなた…やはりあなたは…もしかして…」「アニーは訳あって初来日のふりをしているんですね」「日本での生活を断ち切ってアメリカに行った安子が英語の師匠の平川先生の苗字を名乗ってる、とか…?」「安子、ロバート、平川先生、どうつながるのか」「ひなたとアニーさんが話している時にラジオ体操の話とラジオで英語の勉強をしてるって言った時にアニーさんが動揺していたから安子ちゃん説が濃厚かな」「アニーさん…めっちゃ素敵やん…あなたは…」「アニー・平川 本名ではなく、平川唯一さんからとった通称では?アニーは餡子(安子)からきてる?とすると、安子本人か?」「アニー言動からやっぱり安子の香りがするなー」「絶妙に安子ではないか、と思わせる台詞がでてくるな」などとツイッターにはコメントが並んだ。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。