映画へのキャスティングを持ち掛け複数の女優に性的関係を強要したと報じられた俳優、映画監督の榊英雄(51)の所属事務所「Ruby sue(ルビー・スー)」は、26日、マネジメント契約を解消したことを公式ホームページで発表した。

同社とは、昨年から俳優活動におけるマネジメントの業務提携をしていた。

この日の発表によると「3月10日、17日、24日発売の週刊誌及びネット上で報じられた内容に対し、社会の一員として、そしてひとりの人間として遺憾の念を禁じ得ません」とし「俳優活動と並行して監督として制作する姿も見守っていくつもりでおりました。共に同じ思いで未来を見ていると信じていただけに、このたびのことは残念でなりません。しかしながら、今回の一連の騒動は多くの人々の心を震撼(しんかん)させ傷つけてしまい、業界全体への大きな問題提起となりました。このことを深く受けとめ、本人と話し合い、この先共に歩んでいくことはできないという結論に達し、弊社は株式会社ファミリーツリーとの業務提携を解消しマネジメントを終了いたします」と報告した。

榊については「現実をきちんと受け止めてしっかりと悔い改め、今後の自らの人生を歩んで欲しいと願っております」とし「関係者の皆様には多大なるご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます」とした。

また同社は、妻でシンガー・ソングライターの和(いずみ=53)も所属しているが、和に関しては今後もマネジメントを継続するという。和は今月17日、都内や配信で行われたライブにゲスト出演した際に「傷つけてしまった女性のみなさんに、謝らせてください。本当にすいませんでした」と夫の件を謝罪し「夫婦関係というのをけじめはつけようかな、と思ってはいる」と離婚の意思を示唆している。