ジャニーズJr.内グループ「少年忍者」と関西ジャニーズJr.内グループ「Lil(リトル)かんさい」のメンバーが1日、都内で行われた主演映画「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」(川村泰祐監督)の公開初日舞台あいさつに出席した。「映画と実演」と題して、舞台上で生パフォーマンスも披露した。

同作はボーイスカウトを題材にしたオリジナルストーリー。仲間との友情をテーマに歌やダンスを繰り広げる大冒険活劇だ。18年6月結成の「少年忍者」や19年1月結成の「Lil かんさい」にとって、ジャニーズ事務所の未来を担う若手世代として大きな挑戦となる。

この日は観客の前で生パフォーマンスを見せ、その後舞台あいさつを行った。少年忍者の安嶋秀生は「やっと、やっと初日を迎えることができて、僕たち少年忍者、Lilかんさい、幸せです」と感謝した。内村颯太は「感無量です」と話し、「オールロケで山に行ったんですけど、自然の重さを感じていました。すぐに日が落ちるし、急に雨が降ってきたりして。感無量でした。感無量です!」と繰り返した。安嶋から「感無量の意味分かってる?」とツッコまれ、笑いを誘っていた。

それぞれのグループの良さを聞かれ、少年忍者の深田竜生は「スタイル良いよね、忍者は!」とアピール。一方、Lilかんさい西村拓哉は「僕たちホントに仲良くて、関西弁なので、しゃべっている時の空間もいい感じに見えると思います」と答えた。深田から「ニシタク(西村)は標準語で結構話しています!」と指摘され、西村は「しゃべってへんよ! 役作りですね。ちょっと使っちゃっていました」と弁明していた。

Lilかんさい嶋崎斗亜は「映画は友情とかもテーマになっていて、実際にこの映画を通じて、忍者とりトかんの友情とか、リトかん内でもさらに仲良くなれたりとかして。撮りながらよくなっていきました」と感謝した。

「映画と実演」は、19年に亡くなったジャニー喜多川氏の提案でもあった。安嶋は「ジャニーさんから、映画と実演っていうのは、僕たちもしらないくらいの、もっと昔に実際にあったらしいと聞いて。それをジャニーズでもやらせたいということでした。伝統して受け継がさせていただいているのはありがたいし、これからも続いていければいいなと思います」と伝えた。舞台あいさつとフォトセッションを終えると再びライブパフォーマンスを披露し、その後映画が上映された。