シンガー・ソングライターUru(ウル=年齢非公表)が、嵐の二宮和也(38)主演のTBS系連続ドラマ、日曜劇場「マイファミリー」(日曜午後9時)の主題歌を担当することが3日、分かった。

書きおろしの新曲「それを愛と呼ぶなら」で、竹内涼真が主演した20年の「テセウスの船」の主題歌「あなたがいることで」以来、2年ぶりに日曜劇場を盛り上げる。

新曲は、後悔や失敗を経験したからこそ気付くことの出来る思いを描き、聴く人の背中を鼓舞するような力強くも包容力のある楽曲。Uruは「1度つまずいてしまったからこそ気付けたことや、それによって自分はどう変わっていくのかという心情を歌った再生、再起の曲として作りました」。

自身で作詞作曲を担当した。「メロディーや歌詞も含め、前を向けるような、大切な人への気持ちに素直になれるような曲にしたいと思いながら作ったので、この気持ちがドラマとリンクできたらうれしいですし、曲を聴いた人の心にも伝わって欲しいなと思います」と言葉に力を込めた。

「テセウスの船」以来、約2年ぶりに日曜劇場主題歌を担当する。同ドラマの主題歌「あなたがいることで」は、自身初となるストリーミング1億回再生を突破。YouTubeでもミュージックビデオ再生回数が8000万回を記録するなど、自身最大のヒット曲となった。

そして今回、「あなたがいることで」のアレンジを手掛けた小林武史氏と、2度目のタッグを組む。小林氏は「Uruさんの声や歌には、装飾や安直な派手さを寄せ付けないところがあると思っています」と絶賛。続けて「今回は、彼女やドラマの伝えていくべき事が、力強さの結晶のようにあぶり出されたような気がしています。そして、Uruさんの名曲がまた生まれたような気がしています」と、太鼓判を押した。

ドラマは、二宮演じる時代の寵児ともてはやされているゲーム会社の社長・鳴沢温人(なるさわ・はると)が、小学生の娘を誘拐され、多部未華子が演じる妻・鳴沢未知留(なるさわ・みちる)と力を合わせて誘拐犯と戦っていくノンストップファミリーエンターテインメント。