NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第108話が4日に放送された。ドラマは今週が最終週。この日の放送では懐かしい人々が姿を見せ視聴者が盛り上がった。「竹村のおばちゃん」「木暮さん」「勇ちゃん」「シアトル」などが次々とトレンド入りした。

※以下ネタバレを含みます。

2003年12月25日。岡山で行われる「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」。会場には懐かしい面々が続々と集まり始めていた。

るい(深津絵里)を驚かせたのが大阪で世話になった竹村クリーニング店のおかみさん・竹村和子(濱田マリ)の登場。京都編ではこれまでまったく出演がなかった。視聴者は竹村クリーニング店夫妻のその後が気になっていたが、この日、一気に回収された。

今回はジョー(オダギリジョー)の粋なはからいで「ジャズ・フェスティバル」に駆けつけた。「るいちゃん、久しぶり」と涙の再会を果たす。ジョーがひなた(川栄李奈)と桃太郎(青木柚)を紹介。和子は「ひなたちゃん、大きうなって。こっちが桃太郎くん? 年賀状の写真通り、男前や」。するとジョーが「ひなたが3つくらいまで(京都と大阪を)行き来してたんやで」と話す。和子は「うちの人(夫の平助=村田雄浩)が体を悪うしてもうてなあ。店をたたんで里へ移ったんや。それが遠いもんやさかい」と説明する。るいが「おじさんのおかげんは?」と尋ねると「もう遠出は難しい。そやけど今日のこと言うたら、それは喜んで」と答えた。

ツイッターには「竹村のおばちゃん出てきたところで号泣」などの声が。

さらに控え室には大阪のジャズバー「ナイト・アンド・デイ」のマスター、木暮洋輔(近藤芳正)が車いすで登場。今度はジョーが涙の再会を果たした。ツイッターには「竹村のおばちゃんや木暮さんの懐かしい顔ぶれを見ると俄然気になるのがきぬちゃんの行方」などの声が。安子の親友、豆腐屋のきぬちゃんのその後も気になる。

また、勇(目黒祐樹)も会場に。同じテーブルに座った健一(世良公則)に「ジャズは野球じゃ」と熱弁する。健一は「初めて聞く理論じゃの」と苦笑いした。ツイッターには「愛すべき野球バカ」「勇ちゃん相変わらずだな」との声が上がった。