ダンス&ボーカルユニット、TRFのSAM(60)が4日、都内で、著書「いつまでも動ける。」(クロスメディア・パブリッシング)の発売会見を行った。

60歳を迎えた今も、第一線で活躍。同書では、ジェロントロジー(加齢学)での学びをもとに、自身が実践してきた「いつまでも動ける秘訣(ひけつ)」を解説。

還暦を迎え「自分が若いころに思っていた60歳じゃなくて。自分でも実感がわかないですね」と話した。「もっと体が動かなくなると思っていたんですよね。『俺たち60になってもずっと踊っていようぜ』と、若い頃にダンス仲間と話していたんですけど、元気でいられれば70歳もクリアできるのかな」と笑顔を見せた。

現在でもダイナミックなダンスを披露しているが、40代で体力の衰えを感じたことがあったという。「ダンスをしているので、自分の体力に敏感なんです。47、48歳でガクッと体力が落ちたのを感じたんです。腰が重たくなった感じがして、そこで危機感を覚えて、若い頃のようなトレーニングに戻しました」と明かした。

1月に還暦を迎え「早かったな。あっという間でしたね」と振り返った。報道陣から、赤いちゃんちゃんこを着たのかと問われ「昨年DJKOOが着ているのを見て、『だせえな。絶対着ない』と思って、着ていないです」と笑いながら明かした。