ももいろクローバーZの高城れに(28)と佐々木彩夏(25)が8日、埼玉・富士見市の東武東上線・ふじみ野駅で行われた「富士見市市制施行50周年×ももいろクローバーZ発車メロディー出発式」に出席した。

富士見市PR特別大使を務めている縁もあり、ふじみ野駅の一日駅長として大役を務めた。駅のホームで任命式を行い、2人のかけ声で、ももクロオリジナルヘッドマーク付き電車も出発させた。

高城は「とてもうれしいなと思います。(ヘッドマークは)絶対に目につくので、電車を利用するみなさんにもっともっとももクロを好きになっていただけたら」と笑顔をみせた。

ももクロは元メンバーの有安杏果が富士見市出身だったことなどもあり、17年4月8日、9日に同市でライブ「ももクロ春の一大事2017 in富士見市」を開催。この日が丸5年を迎える記念日だった。

2人は出席できなかった百田夏菜子(27)と玉井詩織(26)も喜んでいたことを明かし、佐々木は「ライブのご縁でこんなに仲良くしていただいてうれしいです。2人からも『よろしく頼んだ』ということで来させていただきました」と語った。

式典の最後には佐々木が次なる任務として「1日市長もいいよね」と提案。高城が「いつでも飛んできます」と語ると、式典に出席していた星野光弘富士見市長も「よろしくお願いします」と応じていた。

メンバー全員の写真が入った、ももクロオリジナルヘッドマーク列車は東武東上線の50000型車両1編成に掲出予定で、5月31日まで池袋-小川町駅間で運行する。

また、記念事業の一環として東武東上線みずほ台駅、鶴瀬駅、ふじみ野駅の発車メロディーを、ももいろクローバーZの楽曲に変更する。期間は8日から23年3月31日までの約1年間。 楽曲は、みずほ台駅1・2番線(下り、上り)、ふじみ野駅1番線(下り)で「走れ!-ZZver.-」、鶴瀬駅1・2番線(下り、上り)、ふじみ野駅4番線(上り)で「いくぜっ!怪盗少女-ZZver.-」、ふじみ野駅2番線(下り)で「ニッポン笑顔百景-ZZver.-」、ふじみ野駅3番線(上り)で「笑-笑~シャオイーシャオ!~」が流れる予定。コロナ禍を乗り越え、市制施行50周年を笑顔で祝い、これからの富士見市に「笑顔」と「絆」を育んでいきたいという思いを込め、「笑顔」がテーマの曲を選曲したという。

このほか、富士見市商店会連合会は、ももクロや富士見市マスコットキャラクター、ふわっぴーのイラストなどが入った市制施行50周年記念デザインの商店街フラッグを製作。種類はももクロメンバーカラーにちなんで赤、黄、紫、ピンクの4色で、12月頃まで、みずほ台駅の西口、東口、鶴瀬駅の西口、東口の4エリアで色分けして掲出する。