女優広瀬アリス(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10時)の第5話が16日、放送される。

桜沢純(広瀬)は、食器ブランド「相良製陶」の洋食器デザイナー。大事な展示会の仕事を任されるなど若きチーフとして上司からの信頼も厚いが、一方では、アラサーでありながら恋愛経験ゼロ。その上、結婚どころか恋愛への興味もゼロ。仕事も趣味も充実しているから恋なんていらないが、彼女のポリシーだ。

ある日、純は街中でふと目にとまったフレンチビストロ「サリュー」で“1人ランチ”を楽しむ。イケメンのギャルソン・長峰柊磨(松村北斗)目当てに女性客が殺到する人気店なのだが、食べるのが大好きな純は柊磨に目もくれず、シェフの岩橋要(藤木直人)が作った料理に舌鼓を打つ。そして仕事柄、使っている食器のチェックにも余念がない。

第5話では、思いが通じ合い、ついに結ばれた純と柊磨。味わったことのない幸福感で満たされた純の頭の中は柊磨でいっぱい。仕事にも身が入らず、まるで別人のようになる。その頃、内村克巳(岡山天音)とキスを交わした真山アリサ(飯豊まりえ)もまた、2人の関係を1歩先に進めようとしていた。ところが、アリサに押し倒された克巳の口からは思わぬ言葉が飛び出した。

清宮響子(西野七瀬)は、仕事の鬼だった純が恋に夢中になっている姿を見て、どこかうらやましく感じる。そして思わず、アリサにだけ要に憧れて「サリュー」に通っていることを打ち明ける。響子のはかない思いを知ったアリサは、2人の距離を近づけるため、夫の敏彦(味方良介)が不在の時に、料理の手伝いを口実にシェフの要を家に呼び、ホームパーティーを開いてはどうかと提案する。

柊磨との恋に幸せをかみしめていた純だったが、ふと、柊磨が誰にでも優しい性格であることを思い出す。店にやって来た竹内ひな子(小野花梨)への態度も以前と変わらない柊磨を見て“恋のやり方の分からない”純は不安を覚える。