宝塚歌劇団の月組トップ月城かなとが25日、都内で、相手娘役の海乃美月とともに「グレート・ギャツビー」(兵庫・宝塚大劇場は7月16日~8月22日、東京宝塚劇場は9月10日~10月9日)の制作発表に出席した。

原作は米作家スコット・フィッツジェラルドの小説で、宝塚では3度目の上演。月城演じるギャツビーが、海乃演じるデイジーを生涯かけ愛する姿を描く。

月城は「すばらしい作品に挑戦できて光栄です。プレッシャーも感じますが、その分やりがいのある役だと思います。月組生一丸となって挑みたい」、海乃は「月城さん率いる月組生みんなで新しい『グレート・ギャツビー』と作り上げたい」と話した。2人の歌唱パフォーマンスを見て、劇団演出家の小池修一郎氏は「コンビの充実感がある」と期待を寄せた。