NHKは10日、小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜午後8時)の第7次出演者発表を行い、後鳥羽上皇の側近・源仲章を生田斗真(37)が演じることが分かった。大河ドラマへは3度目の出演となる。

生田は演じる源仲章について「後鳥羽上皇に仕えながらも、源実朝の教育係として、幕府にも出入りしており、スパイのような役回りをしていたのではないかと言われる人物です」と紹介。「いまだ謎に満ちた人物ではあるのですが、思い切って、大胆に演じたいと思います」と意気込む。

三谷幸喜作品へは初出演となる。久々の共演という小栗については「キャストスタッフの皆さんをいつも大切にしていて、本当に素晴らしい座頭です」と信頼を寄せる。一方で「ただ、私の長ぜりふをまるまる覚えてきて『間違えたらすぐ指摘してやろうと思って』と笑う彼は、20代の頃のイタズラ小僧の顔をしておりました。そんなところもすてきです。キュンです。シュンです」と話している。

出演者発表は8、9日にも行われ、のえを菊地凛子、土御門道親を声優関智一、平賀朝雅を山中崇、初を福地桃子、藤原兼子をシルビア・グラブ、せつを山谷花純、つつじを北香那、トウを山本千尋、慈円を山寺宏一が演じることが明らかになっている。