吉本興業は13日、2007年から4年間実施していた日本最大級のお笑いフェス「LIVE STAND」の12年ぶりの復活開催を発表した。「LIVE STAND 22-23」と題し、今年8月から来年1月にかけて、東京、大阪、福岡の3都市で開催する。

同フェスは、吉本所属芸人が多数出演する大小さまざまなステージをはじめ、飲食ブースや大人から子どもまで楽しめるワークショップなど、会場内に1日中楽しめるコンテンツをちりばめたオールスタンディングイベント。2007年から2010年まで東京、大阪で年1度ペース(大阪は2008年から)で実施しており、2010年に東京公演として千葉・幕張メッセで開催された際は3日間で約6万2000人を動員。今年が吉本興業創業110周年のメモリアルイヤーであることなどから、初の福岡開催も含めて復活を決めた。同社によると、3都市開催で総勢1000人を越える吉本芸人の出演を予定しているという。

また、同フェスのPRなどの先頭に立つ「ライブスタンジャー」には博多華丸・大吉、中川家、海原やすよ・ともこ、タカアンドトシ、千鳥、かまいたちの6組が就任。それぞれがコメントも寄せ、千鳥のノブは「ライブスタンジャー、自覚を持ってやっていきたいですよね。名誉なことなので」と喜びつつ「もうちょっとフレッシュな人を入れても良かったかもしれないですけどね。全員、髪が真っ黒なんですよ。それが気になりましたけど」と語った。

6組中、最も後輩となるかまいたちの山内健司も「メンバーを見る限り、吉本が本気で選びすぎて彩りをまったく考えていないなと。『LIVE STAND』はいろんな若い芸人も出ていますし、こんなに重くないので、安心してください」と笑わせた。

博多華丸・大吉は地元福岡県での開催を喜んだ。華丸は会場のマリンメッセ福岡について「一番大きい会場ですよ。成人式とか、ミスチル(Mr.Children)がライブするようなところですよ」と紹介。大吉は「ネタがどうのよりも、本当に打ち上げの心配しかしていないです。我々の息のかかったケータリングは全て詰め込んでいきたいと思います」と笑いを誘っていた。

「LIVE STAND 22-23」

◆東京公演 2022年8月19日~21日(千葉・幕張メッセ 国際展示場ホール9・10・11)

◆大阪公演 2022年9月17日~18日(大阪城ホール、クールジャパンパーク)※2会場

◆福岡公演 2023年1月14日~15日(マリンメッセ福岡A館)

6月13日午後7時からはFANY IDプレミアムメンバー・FANY IDメンバー先行で、東京公演の早割3日間通しチケットの先行受付を開始。一般発売は7月9日午前10時から。また、6月13日からイベントの公式ツイッター、インスタグラムも開設され、情報を発信していく。

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