米倉涼子(46)が29日、英国の故ダイアナ元妃を描く映画2作品を応援する“ダイアナプロジェクト”のアンバサダーに就任した。

ダイアナ元妃の没後25年となる今年、9月30日にドキュメンタリー映画「プリンセス・ダイアナ」(エド・パーキンズ監督)、10月14日に映画「スペンサー ダイアナの決意」(パブロ・ラライン監督)が順次公開される。米倉はダイアナ元妃について「昔から好きで、尊敬もしていますので、今回アンバサダーのお話をいただき本当に光栄です」と笑顔。13年の映画「ダイアナ」ではダイアナ役の日本語吹き替えを務め、そこから続く関わりに「不思議な縁を感じています」と話す。

アーカイブ映像などで生涯に迫る「プリンセス-」は、ダイアナ初の劇場ドキュメンタリー。米女優クリステン・スチュワートが主演した「スペンサー-」は、皇太子妃として精神的に追い詰められながら、人生の決断をするダイアナの姿を描く。2作の共通点については「彼女自身が自分の人生を決めて歩いた、というところ」。米倉自身も、20年に個人事務所を立ち上げ「自分で決めたら自分でやる、という彼女の姿勢に私もとても共感しましたし、その姿に勇気をもらいました」とシンパシーを感じている。

ナレーションを担当した「スペンサー-」の予告編では、「私の道は、私が決める」と力強いメッセージを送る。米倉は「現代の働いている女性の方々、またさまざまな境遇で頑張っていらっしゃる方々にも共感してもらえるのでは」と話している。