元妻で女優のアンバー・ハードを名誉毀損(きそん)で訴えていた裁判に勝訴した俳優ジョニー・デップ(59)が、ディズニーの大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズに復帰する可能性が取りざたされている。2003年から17年まで5作品でジャック・スパロウ役を演じてきたデップは、現在制作が進められているシリーズ第6弾には出演しないと見られていたが、ディズニーはデップとの関係を修復して復帰してくれることを望んでいるとE!ニュースなどが伝えている。デップは裁判で、ハードによる家庭内暴力(DV)告発が原因で同シリーズを降板させられるなどキャリアを台無しにされたと主張していた。報道によると、ディズニーは3億100万ドル(約391億円)のギャラを用意しているというが、デップの広報担当者はNBCニュースに「でっちあげ」とコメントして復帰を否定している。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)