お笑いコンビ、スピードワゴンの井戸田潤(49)小沢一敬(48)とフリーアナウンサー神田愛花(42)が19日、「転職失敗買取屋」のオープニングイベントに出席した。転職などのプラットフォーム「Openwork」が、転職者の失敗談を買い取る実店舗を、東京・JR新宿東口駅前に、期間限定(25日まで)で開設する。

井戸田は「高校を卒業して地元の会社に就職しました。工場で3年間働いたのちに、名古屋で芸人を目指しました。(市議会議員の)父のコネで入ったので、辞めるときに文句を言われました」と話すと、小沢は「議員のお父さんが選挙活動で団地を回っているとき、井戸田は古紙回収のために置いてあったエロ本を読んでいた」と暴露。神田から「議員さんのコネとかはまずいのでは」と指摘されると、井戸田は「おやじが当選した翌日、校長先生から、ご子息さまと言われました。あの時から大人は信用していない」と笑わせた。

スピードワゴンは上京し、現在の事務所に所属。同じ事務所の先輩のバナナマンにかわいがられたという。小沢は神田に対して「美女と一緒でうれしい。日村さんの奥さんですから」。最初の仕事がライブ出演でそのときのギャラが200円だったという。小沢は「振込手数料が210円でマイナスでした。小銭はATMで下ろさないので、1000円になるまでお金が入らなかった」と振り返った。それでも小沢は「最初はあま~いの相方と言われ、その次は安達のだんなの相方、ハンバーグの相方と。今は、世界の小沢です」と自身の世界に入った。

失敗談について聞かれると小沢は「本当の失敗談はトーク番組で使いたい」。神田は「通勤する時の服装が派手だと言われました。一般常識をわきまえた上で、個性を出した方がいいです」とアドバイスした。