米俳優ブラッド・ピット(58)が19日、ドイツ・ベルリンで行われた主演映画「ブレット・トレイン」(9月1日日本公開)のプレミア上映会に出席し、レッドカーペットでスカート姿を披露した。

伊坂幸太郎氏の小説「マリアビートル」をハリウッドで実写映画化した同作は、東京発京都行きの新幹線を舞台に乗り合わせた殺し屋たちが車内で死闘を繰り広げるストーリーで、ピットは次々と乗り込んでくる殺し屋に襲われる世界で最も運の悪い殺し屋を演じている。

ピットはこの日、茶色のジャケットと藤色のリネンのボタンアップシャツに茶色のスカートをコーディネート。足元にはコンバットブーツを合わせ、露出したすねには普段あまり見ることができないサイの顔と人間の頭がい骨と思われるタトゥーも確認できる。

近年は俳優で歌手のビリー・ポーターやハリー・スタイルズらスカート姿を披露する男性スターが増えているが、ピットが公の場でスカート姿になったのはこれが初めてで、ファンの間で大きな話題になっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)