「間違いない」の決めゼリフで一世を風靡(ふうび)したお笑い芸人で、西東京市議選への出馬を宣言した長井秀和(52)が、選挙ポスターをはがされる被害が続いていると明かし、「少数会派の議員達への妨害イジメが横行しています」と私見を述べた。

長井は昨年8月、1人で政治団体「すこやかな共生社会をつくる会」を設立。今年12月に予定されている西東京市議選への出馬を宣言し、選挙活動を行う様子をSNSで報告している。その中で、24日のツイートでは 「2日前に貼った私の政治活動ポスターが、もう剥がされました。これでこの場所は18回目の剥がし。記録更新」と、自身のポスターがはがされる被害が続いていることを明かした。

自身は創価学会の会員であることを公表しているが、今回の出馬については「『公明党から出るんですか?』と聞かれる事が多いんですが、『無所属です』と答えます。私が創価学会生まれ育ちだから、思われるんでしょうね」とツイート。「組織のバックアップ無しで政治活動をするのは、ポスター1枚貼るのも一苦労です。しかも嫌がらせで剥がす陣営も多いしね。無断貼りしてんのも多いし。仁義無きですね」とした。

また25日のツイートでは、「たまに『強風大雨で剥がれちゃったんじゃない』と意見する方がいますが、このポスターの裏面を視てください。こんな工業用の両面テープで貼りつけているのが、雨風で剥がれるなんて事はありません」と、補強されたポスターの写真をアップし、「人為的なんです」と主張。また、自身以外にも無所属の立候補者のポスターが路上にはがれ落ちている現場の写真をアップし、「彼は政党に所属せずに組織無しで議員活動しています。こういう議員のポスターは狙われやすい。簡単に言うとイジメです。一定の勢力のある政党には、おいそれと妨害出来ないんですよ」と私見を述べた。