音楽活動20周年を迎えている柴咲コウ(41)が4日、ビルボード東京でバースデーライブを行った。

02年7月にシングル「Trust my feelings」でデビュー。今日5日の誕生日を前に、同曲をはじめ、ヒット曲「月のしずく」「かたち あるもの」などを披露した。有観客でのライブも3年ぶりとあって「やっぱり直接会えるのはいいですね! 歌える場所に立つと、エンタメは大事だし、エネルギーの交換は大事だと思います」と笑顔を見せた。

役者としてはもちろん、歌手や、実業家の一面も持つ。「ここ4~5年は、大河ドラマ(17年NHK「おんな城主 直虎」主演)をやってから何足もわらじをはいて走りまくっていて、体は1つなんですけど、やりたいことはどんどんわいてくるんです。人生は1回。まいた種が、線となって、さらに“和”になっていけば」と充実感もにじませた。

福山雅治(53)とのユニット「KOH+」として、映画「沈黙のパレード」(9月16日公開)の主題歌「ヒトツボシ」を担当するなど、音楽活動も精力的に行う予定。「20周年の幕開けを皆さんと過ごせてうれしい。今をとことん楽しみたい。一年中、おもしろいことをやっていくので、仕掛けたら仲間に加わってください」と呼び掛けた。【大友陽平】