TBSの安住紳一郎アナウンサー(48)が14日、同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜午前10時)に出演。高校時代に父親の運転で北海道・知床半島へ家族旅行した思い出を語った。

番組アシスタントの中澤有美子(47)が来週以降、北海道の知床に長女と夏休みの家族旅行に行く予定を伝えると、北海道出身の安住アナは高校1年生のころの家族旅行の体験を披露した。

「私が高校1年生、姉が高校3年生の夏でした。家族で旅行するのも最後だろうということで知床に家族4人で行きました」と振り返った。父親の運転で旅をする車内で当時、安住アナがこよなく愛していた歌手斉藤由貴(55)のアルバム「風夢」をカセットテープにダビングしてかけたという。「そしたら、母親がひと言『趣味じゃない』と言いましてね。そういう知床の思い出です。母親としてはなんか違ったんでしょう」と自虐的に笑いながら振り返った。

「当時高1の息子と高3の娘を連れて最後の旅行に出掛けるという母親の気持ちは、ちょっと違ったのでしょうか。私も50歳手前になって、今となればわかるのですが。意外に知床の雄大な景色というより、そういうところが残っているものです」と振り返った。

一方で安住アナの母は五輪真弓のファンで、「中学時代に塾の帰りに母親の運転で(夜の)8時50分に(塾が)終わって白い三菱ギャランの助手席に座ると、五輪真弓がかかっていました。懐かしいですね」と漆黒の道を走る親子のひとときを思い出した。大人になって当時母親が持っていたカセットをCDで買ったところ「急に歌詞が歌えるから不思議ですね」と、名曲のさびを歌った。今では腹筋しながら歌っているという。