小野花梨(24)が16日、都内で行われた主演の短編映画「ほどけそうな、息」(9月3日公開)完成披露上映イベントで、児童相談所(児相)への理解を訴えた。

育児放棄が疑われた女児の家庭の問題解決に全力を注ぐ、児相に勤務して2年目の女性を、小澤雅人監督が徹底取材した資料を元に役作りして好演。「矢面に立ちながら、家庭環境まで助け舟を出さなければならない愛のある職業が、何でフィーチャーされないんだろう」と訴えた。その上で「ご苦労が世間に伝わり、救われる人、組織が少しでもあれば、いいと思って演じた」と力を込めた。