お笑いコンビ、ニッポンの社長、かが屋らが今秋TBS系で生放送される「キングオブコント2022」の決勝に進出したことが6日、分かった。

エントリー総数3018組の中から、35組が1、2日に開催された準決勝に進出。そこから10組のコント師たちが、決勝への切符を手に入れた。

決勝進出を果たしたのはニッポンの社長、かが屋のほか、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、ロングコートダディ、最高の人間、いぬ、クロコップ、コットン、や団の10組。

吉住と岡野陽一による「最高の人間」は、ルール改正後、ユニットコンビとして初の決勝進出。いぬ、クロコップ、コットン、や団も含めて5組が初の決勝進出となった。

ニッポンの社長は「決勝進出が決まった時は正直ホッとしました。過去2年は決勝で泣いていたので…。一昨年から気を付けていることは、コアなファン層以外の一見さんにもウケるネタを選ぶこと。ただ、そんな気持ちで取り組んでいても、過去2年はもう1つ何かが必要で…。もっと幅を広げないといけないと思っていました。前回王者の空気階段さんも3年連続の出場で王者になられたので、厳しい目で見られそうですが、力を出し切って王者になりたいと思います」とコメント。

「THE W」との2冠を目指す最高の人間の吉住は、「岡野さんがクズ業に手を染めて、ネタをやらなくなってしまっていたところ、事務所の人から『岡野にはキングオブコントしかないから、もしよかったらユニットを組んで一緒に出てあげてくれないか』と言われたので、私からお誘いしました。岡野さんはただ私が熱烈に誘ってきたと思っているので、言わないであげてください」。相方岡野は、「吉住がずっと誘ってきて組みました! 『最高の人間』です!」といいつつ「他のコンビの方とは違い、全く失うものはないので決勝にいかせてもらったからには、面白いことをして1位になりたいです!」と意気込んだ。