BS-TBSは8日、オンラインで、10月期の改編説明会を行い、趣里(31)主演の連続ドラマ「サワコ~それは、果てなき復讐」(日曜午後11時、10月2日スタート)の放送を発表した。

「サワコ-」は井上ハヤオキ氏の人気電子コミック「サワコ」のドラマ化。主人公・サワコが、元同僚マチカの人間関係に侵食し破壊していく、愛と報復に彩られたラブホラーサスペンス。

ラブシーンなどで演者をケアするスタッフであるインティマシー・コーディネーターを採用して制作した初の作品。担当プロデューサーは「世の中的な認知はそんなに広まっていないのかと思うのですが、アメリカのNetflix社が2010年代後半から導入したシステム。今回この作品に携わってくださったコーディネーターさんも、そのNetflixの作品に携わったコーディネーターさん。日本にまだ2人しかいないらしいんですけど、その1人に携わっていただいております。経緯としましては、原作漫画にインティマシーシーンが多く出てくる。従来は最小限にとどめたり、そういったシーンを使わずにという選択肢もある中で、そこは最大限原作の井上先生の意図をくみながら忠実に表現したいというのがありまして。よりよい作品を作るための一環としてコーディネーターの導入に至りました」と説明した。

監督・演出がどういうことをやりたいのかを入念にヒアリングした上で最大限表現するために、間に入って、俳優陣に伝えるという役割で、制作陣、演者の双方から好評だったという。