香取慎吾(45)岸井ゆきの(30)が24日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、映画「犬も食わねどチャーリーは笑う」(市井昌秀監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

夫婦のバトルを描いたブラックコメディーで、夫婦を演じた2人。岸井は主演の香取の存在を「圧倒的な香取慎吾」とし「香取さんは皆さんがお思いの通りの香取慎吾さんですよ! 香取さんは支度する前から香取慎吾として存在している」と言うと、香取は「うれしいけどちょっと恥ずかしいな」と苦笑いだった。

市井監督は、香取の超人ぶりについて明かした。走る場面で時速15キロでいくところ、時速25キロ出していたそう。市井監督は「息切れひとつしてなかった」と言うと、香取は「25キロ出てたんだ…。でも、今までのように何の準備もしないでやってたらケガしちゃうよ。気を付けようね!」と呼び掛けていた。

1年前に撮影されたが、コロナ禍で撮影が延びたこともあった。香取は、公開について「エンターテインメントの世界がどんどん下を向いてしまう時期があった。少しずつでも前を向いて、みんなでちょっとずつ頑張った結果。うれしい思いでいっぱいです」と喜んだ。

チャーリーを演じたフクロウも登場。撮影中は触れることがなかったという香取が、ぎこちなさそうになでる姿もあった。