俳優鈴鹿央士(22)が今冬に発売する写真集のタイトルが、鈴鹿自身が名付けた「omen-前兆-」となり、12月14日に発売されることが、このほど決定した。ファンの投票で選ばれた表紙写真も解禁された。

19年のデビュー直後の撮影に慣れていない初々しい姿から現在まで、鈴鹿が地元岡山で撮りおろしたショットをまとめ、3年間の成長の跡を見せる1冊。鈴鹿は「この切り取られた一枚一枚に今の自分を作っている『前兆』が映し出されています」とタイトルの由来を紹介した。

また「岡山の母校で撮影したオフショットに『ドラゴン桜』を持ってる写真がありました。出演が決まる前に、偶然手にした原作マンガはその前兆の一つです」。優等生役の鈴鹿の演技が注目された昨年放送のTBS系ドラマ「ドラゴン桜」出演に「前兆」があったことも明かした。

表紙の写真は、鈴鹿本人のアカウントで行われたインスタライブとメールによる読者投票で選ばれた。シリアスで少しアンニュイな雰囲気の鈴鹿が、カメラに目を送る1枚となっている。

12月には発売イベントも決定。12月17日に大阪・名古屋、同18日は東京で書店イベント、クリスマスイブの24日にもオンラインイベントを開催する。詳細は決定次第、鈴鹿のインスタグラムとTikTok公式アカウントで発表する。

鈴鹿は19年、同じ所属事務所の広瀬すずが主演するNHK連続テレビ小説「なつぞら」でドラマデビュー。同年公開の映画「蜜蜂と遠雷」では複数の映画賞で新人賞を受賞した。

最近では、今日29日に最終回を迎えるテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」で主人公の敵役の息子という重要な役どころを演じ、来月6日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「silent」(木曜午後10時)の出演も決定。

映画は主人公の声優を務めるアニメ「夏へのトンネル、さよならの出口」が公開中で、来年公開の「ロストケア」の出演も発表されている。