多くのアーティストを輩出した「沖縄アクターズスクール大復活祭」が2日、沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、同スクール出身のMAXら7組79人が出演した。沖縄本土復帰50周年記念のイベントで、SPEEDも6年4カ月ぶりに“再集結”した。

　　　◇　　　◇　　　◇　　　

SPEEDが、沖縄の地で“再集結”した。3人での集結は、16年5月の「今井絵理子ファンミーティング」以来。島袋寛子（38）が「AS TIME GOES BY」など自身のソロ曲を披露すると「今日は私1人じゃありません！　絵理ちゃん！　多香ちゃん！」と今井絵理子氏（39）と上原多香子（39）を呼び込むと、会場には、どよめきが起きた。

新垣仁絵（41）の出演はならなかったが、島袋は「気持ちは4人一緒」と、あえて新垣のポジションはそのままに、96年のデビュー曲「Body＆Soul」を披露。先の参院選は、骨盤骨折の影響で車いすと松葉づえ姿だった今井氏も、元気に踊って、ハイトーンボイスを響かせた。

主催者からSPEEDとして出演依頼を受け、3週間前に3人での出演が決定。島袋は「今はそれぞれ違うことをやっている。いろいろな奇跡が重なりました」。上原は出演を迷ったというが、それぞれの意思を尊重するのが、4人の“流儀”。島袋は「ある朝に、『出よっかな』って来ました」と明かした。

久しぶりでも、顔を合わせれば息はぴったり。議員として“初パフォーマンス”となった今井氏は「肉離れしそうになりましたが（笑い）、この素晴らしい機会をいただけたことに感謝です！」。上原も「アクターズスクールは私にとっても、私達にとっても原点。皆さんと同じステージに立つことができてとてもうれしいです」。島袋も「久しぶりにメンバーの顔が見られて良かった」と笑顔だった。　　　【大友陽平】