俳優小泉孝太郎(44)が20日、都内で、日本酒「越乃寒梅 純米吟醸“浹(amane)”」(11月7日発売)の発表会見にソムリエの田崎慎也氏とともに出席した。

同じ所属事務所で、19日夜に急性硬膜下血腫のため亡くなった、ザ・ドリフターズのメンバーでタレントの仲本工事さんを悼んだ。

小泉は「突然のことでしたので。ポッカリと心に穴が開いた感じです。仲本さんはいつも僕のことを気にかけてくれて。いつも目尻を下げてくしゃっとした笑顔で。笑顔の思い出しかありません」と痛んだ。

自身が主演するテレビ東京系連続ドラマ「警視庁ゼロ係」で仲本さんが加藤茶とともにゲスト出演してくれたのが、最後の共演になったという。「タンクトップの体操着姿で出ていただきました。仕事ができることが幸せだと痛感していらっしゃいました。そして、ドリフターズのメンバーであることに誇りをもっていらっしゃった」と話した。

最後に「いつも穏やかで、声を荒らげることもなく、イライラしているのをみたこともありません。僕のことを末っ子としてかわいがってくださり、ありがとうございました。これからも精進していきますので、天国で見守ってください」と語った。