いざ、日本一へ! 熱烈なオリックスファンの「なにわ男子」藤原丈一郎(26)が、22日から始まる日本シリーズへかける思いを語った。芸能界きってのオリ党は、リーグ制覇を決めた「10・2決戦」も現地で観戦。昨年敗れたヤクルトを倒し、26年ぶりの日本一へ全力応援を誓った。

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まずはリーグ優勝おめでとうございます! 連覇を決めた10月2日は仙台で現地観戦。胴上げを見たかったので、一塁側ベンチの上の席に座りました。逆転(優勝)できたのは奇跡に近い。僕たちに唯一できるのは拍手で選手に声援を送ることでした。ファンは誰ひとり諦めず、回を追うごとに優勝の現実味も帯びて、熱量も上がっていった。今、携帯電話の待ち受けは優勝した瞬間にしています。

(クライマックスシリーズでソフトバンクを下し)日本シリーズ進出を決めた日は、北海道でライブがあって、終わってからメンバーみんなで見てました。「良かったやん」とか「頑張って」とか言ってくれましたね。僕が頑張ることではないんですけど(笑い)。日本シリーズも、できるだけ現地観戦できたら-と、思っています。

1年たって、またヤクルトファンと球場で戦える喜びもあります。テレビ局で出川哲朗さん(58)と会うと、いつもバチバチです(笑い)。オリックスは19年以来の神宮での試合みたいで、球場が選手に合うかどうかだと思っています。

4勝1敗で優勝を予想します! キーマンは…。右打者では中川選手、左打者では西野選手だと思います! 中川選手は東洋大時代に神宮を経験しているので、ぜひヒットを大量生産して欲しい。西野選手はここぞという代打で、いろんな投手に対応して、つないでくれる。投手では(山崎)颯一郎投手に期待大です。先発もやっていたので、ロングリリーフもできる。侍ジャパンにも選ばれて、すごく喜びがあります。

実は僕、9月ごろにヤクルト-広島戦を、神宮球場へ“偵察”に行きました。ちょうど僕が動画を撮ってる時に、村上選手が「一番感触が良かった」と話していたホームランを打ったので、日本シリーズでは村上選手の打席で、絶対に動画を撮らないでおこうと思います(笑い)。

CS最終戦は、京セラが満員御礼と聞きました。満員の中、サヨナラで日本シリーズを決めたのは“持っている”と思う。オリックスファンの応援の力が、選手に伝わっているのはつくづく思います。

京セラの3連戦、平日ですけど満員(のスタンド)で、胴上げを見たいですね。きっと、ファンにもハッピーなサプライズを届けてくれるはず…あ! 11月16日になにわ男子のサードシングル「ハッピーサプライズ」が発売します! ぜひそちらもお願いします(笑い)。

去年は悔しい気持ちだったので、今年は23年のペナントレースが始まるまで「日本一のチーム」という看板を背負って生活したい。選手のみなさんに借りを返していただきたいと思っています。みんなで応援しましょう!(取材・波部俊之介)