インド南東部で使われるテルグ語の映画界で最も高いギャラを得る俳優の一人で、同映画界トップスターのNTR Jr.が21日、都内で、映画「RRR」(ラージャマウリ監督)来日舞台あいさつに登壇し、日本語でのあいさつに挑戦した。

来日が“生涯したいことリスト”に入っていたというNTRは「皆さんのことが大好きです」とあいさつ。さらに、会場に集まった多くの日本人ファンに「みなさん、こんにちは。元気ですか? 会えてうれしいです。映画を楽しんで下さい」と日本語でメッセージを伝え、観客から歓声が沸き起こった。

NTRは祖父はインド映画界で最も有名な俳優の1人、父も俳優で政治家という芸能一家に育った。ラージャマウリ監督のデビュー作で主演を果たした。同作に「本当に全て壮大な作品。インド映画界の誇りになる作品です。その一部になれていることに感謝しています」と話した。

ラージャマウリ監督は「10分ごとに感情を沸き立てられる。泣いて笑って、最後には2人のことを愛してくれるんじゃないかと思う」とアピールした。ラーム・チャランも登壇。