女優伊原六花(23)が5日、都内で、この日発売された2023年カレンダーの記念イベントを行い、コロナ禍の友達が「トカゲ」であることを明かした。

大阪・登美丘高校ダンス部時代に“バブリーダンス”で全国区となりデビューして5年。「この仕事を始めて2年くらいたってから、コロナ(禍)になって、いろいろひとりで考える時間があって。その後に舞台をずっと1年間やらせてもらって、ちゃんとお芝居に向き合う、自分が何が好きなのか、というのを考えられる時期が1年間あった。そういうのも含めて、今、自分がやりたいからこの仕事をやっている、と再確認できた期間ができたのが、すごく私にとって大事なことだった」とここまでの歩みを振り返った。

「今は毎日楽しくて仕方ない。自分でやっているんだ、みたいな気持ちが出てきたので、頑張りたい」と語る伊原。今年もミュージカル「夜の女たち」やディズニープラスで配信中のダブル主演ドラマ「シコふんじゃった!」などに出演したが、意外な悩みも告白した。「(芸能界に)あんまり友達いないんですよね、それが悩みで。コロナ禍になってからずっと舞台だったので、舞台は多いときは3日に1回PCR検査するので、本当に、めちゃくちゃ真面目にステイホームしていて、そうすると1人に慣れちゃう」と話すと、「トカゲ飼っているんですけど、トカゲとかが友達ですね」と大笑い。「友達に誰かなってください」と笑顔で訴えた。

さらに、トカゲの魅力について力説。「爬虫(はちゅう)類って、なつかないんですよ。触られるのがいやらしくて。触れるのって、掃除の一瞬ぐらい。動物もそれぐらいの距離が一番いいんだなっていうのが。ベタベタし過ぎず、離れすぎず、たまに寄ってきてくれるのがいとおしいと思う」と説明した。名前を聞かれると「これもう、カレンダーのことじゃなくてトカゲの記事になるけど大丈夫ですか」と照れ笑いしながら「ランディー」と紹介。「モンスターズ・インクのランドール(・ボッグス)。ちょっと悪者のトカゲ。あのコに似ているんですよ。ランドールの別名が『ランディー』らしくて、かわいいな、と思って」とトカゲ愛を語った。

カレンダーは伊原が描き下ろしたイラストがちりばめられ、日常の姿から水着姿まで、幅広く収められている。伊原は「全部通して本当にポップな1冊になったと思うので、皆さんの1年をこのカレンダーで鮮やかに彩れますように。手にとっていただいた方が幸せになるように、イラストを描いたりしたので、ぜひページをめくっていただけたらな、と思います」と力強くPRした。