歌手GACKT(49)が20日、東京・台場のフジテレビで開催されている「アンチエイジングフェア」でトークショーを行った。

持病の神経系疾患悪化のため昨夏から芸能活動を休止していたが、5月から活動を再開。主演映画「翔んで埼玉2(仮題)」の撮影の合間に駆けつけた。

GACKTは「もともと、幼少の頃から体が弱く、入退院を繰り返してきました。19歳の時、あることをきっかけに勉強するようになり、口に入れるものを気をつけるようになりました。サプリを取り入れると体にどんな効果があるのか試しながら、糖質制限などを行ってきました」などと、体質改善のきっかけを語った。

さらに「30年前には、米を食べないと死ぬぞって言われた。そうではなく、老化するものを摂っているから老化するんだと思う。同年代と並ぶとみんな老けたなと思う。自分は老化のスピードが圧倒的に遅いんだと思う」と持論を語った。

昨年、持病の神経系疾患が悪化し、発声障害で声も出なくなったという。「声が出ないのはショックで、肌もボロボロになった。そんな時に、幹細胞治療を受けると肌がよくなり、頭皮の炎症もなくなった」と振り返った。

それ以来、GACKTはシャワータイムに毎日30分をかけ、頭皮のマッサージを行っているという。「頭皮の地肌の色が青白くなり、頭皮はめちゃくちゃ軟らかくなりました。カツラかと思うほどです」と頭皮に手をやった。「最近は、みんなの頭皮が気になり、カメラで撮影してみせています」。

最後に「僕は自分の体験を伝えて、みなさんにシェアをして欲しいと思っています。僕も年を取るけど、ファンも年を取る。僕だけが若くて、ファンが老けるのは耐えられないので、しっかり付いてきてほしい」と呼び掛けた。