NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜)の23日に放送された第38話の平均世帯視聴率が14・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・1%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第10話の16・9%。

時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞(福原遥)は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。

あらすじは、航空学校での本格的な授業が始まった舞。班内では都築教官(阿南健治)が持つ黒いノートに「都築ポイント」といわれる、それぞれの重要な評価が書かれおり、帯広のフライト課程に引き継がれるので要注意だと話題になった。そんな時、授業の課題で柏木学生(目黒蓮)と矢野学生(山崎紘菜)が対立。班内は気まずい雰囲気になってしまった。舞はみんなをまとめようと親睦を深めるためにクリスマスパーティーをしようと提案するが、矢野学生以外は参加しようとしなかった。クリスマスパーティーは最終的にみんな参加。さらに都築教官も参加して行われた。教官がいる間は、協調性を合わせるために仲がいいところを見せていたが、いざいなくなると、また険悪な雰囲気が流れた。