女優川口春奈(27)主演のフジテレビ系連続ドラマ「silent」(木曜午後10時)第10話が15日に放送され、平均世帯視聴率が8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが16日、分かった。

初回から6・4%、6・9%、7・1%、5・2%、7・9%、7・9%、7・7%、7・9%、8・9%だった。

平均個人視聴率は4・8%だった。初回から3・5%、4・0%、4・1%、2・9%、4・7%、4・6%、4・5%、4・4%、5・2%だった。

最終話となる22日は、15分拡大での放送となる。本作が放送枠を拡大するのは初回放送(10月6日)第8話放送(12月1日)に続いて3度目。

川口演じる主人公の青羽紬は高校2年の秋、朝礼で耳にした佐倉想(Snow Man目黒蓮=25)に心を奪われる。3年で同じクラスとなり付き合うことに。だが、卒業後のある日、これからも一緒にいたいと思う紬に対し、想は理由も言わずに突然、別れを告げて姿を消してしまう。それから8年という月日が流れ、紬は偶然、雑踏の中に想の姿を見かける。想は徐々に耳が聞こえにくくなる“若年発症型両側性感音難聴”を患い、聴力をほとんど失っていた。

第10話では、紬の部屋にCDを借りにきた想は、2人の距離が近づいていく中で、紬の笑顔を見るたびにうれしくなる半面、ふと紬の声が自分に聞こえてこないことを寂しく感じてしまう。横井真子(藤間爽子)から、どうして想と付き合わないのかを問われた紬は、そんな想の様子を心配し、何か言いづらいことがあるのだろうから、のんきに付き合ってほしいなんて言えないと答えるのだった。そんな2人の事情を、紬の弟・青羽光(板垣李光人)から聞いた戸川湊斗(鈴鹿央士)は、あることを伝えるために想を呼び出す。