吉沢亮(28)中川大志(24)橋本環奈(23)が14日、都内で、映画「ブラックナイトパレード」(23日公開、福田雄一監督)サンタクローストークイベントに出席した。

クリスマスシーズンを舞台にした物語にちなみ、イベントにはフィンランド・ロヴァニエミ市からやってきたサンタクロースが登場した。吉沢はそのオーラに「どんな方が来るんだろうと思ったら、僕が思っていたよりサンタさん。動揺してます」と驚いた様子。

3人とも生サンタに興味津々で、吉沢は「何人体制でプレゼントを配るんですか」、橋本は「ひげは地毛ですか」と次々に質問。中川は「覚えてますか?」とサンタに向かって切り出すと、「小学生の時、テーブルの上にサインをくださいと手紙を置いておいた。あの時の子どもです」と迫って笑わせた。

ステージでは、3人の中で誰が一番サンタにふさわしいかを競うクイズ企画も行われた。「悪い子から『ゲームが欲しい』とお願いされたら、何をプレゼントするか」との質問に、吉沢は「親御さんとの協力態勢で1日ずらして、26日の朝に枕元に置く。『悪いところを直さない限りあげない』『1日チャンスをあげる』とお父さんに言ってもらう」と更生の余地を残すことを提案。橋本も「ゲーム機はあげずにソフトをあげて、『いい子になったら来年はくれるかもね』と言う」と回答した。

対する中川は「2人は優しすぎる」と厳しい口調。「悪い子なので、ゲーム機ではなく本体とテレビをつなぐHDMIケーブルだけをあげる」と力を込めた。

自由に回答した3人だったが、サンタの答えは「全ての子どもたちはいい子なんです」。包容力に満ちた回答に吉沢は「失礼しました!」と向き直って一礼し、会場の笑いを誘っていた。

「聖☆おにいさん」などで知られる中村光氏の同名漫画を福田監督が実写化。コンビニで働く主人公日野三春(吉沢)が、秘密裏にクリスマスを運営する「サンタクロースハウス」に連れ去られたことから始まるコメディーで、悪い子どもたちにがっかりするプレゼントを贈るブラックサンタたちの奮闘を描く。