NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~金曜午前8時)の第54話が15日に放送された。情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、いよいよ最終審査を迎えた舞(福原遥)たち。最終審査は3日間で行われ、初日は教科の質問に口頭で答える口述審査。2日目は実際に飛行してその習熟度を測るエアワークの審査。この2日間で舞たちは、立派に成長した姿を見せる。そして最終日。帯広空港を起点に各空港を巡る野外飛行する野外航法に臨む。大河内教官(吉川晃司)は、舞と柏木(目黒蓮)を帯広空港から見守る。そして舞らは見事に最終審査を通過する。

あくる日、柏木は舞を外出に誘う。あらためて「俺は岩倉が好きだ」と告白し、舞も「私も柏木さんが好きです」と答える。

怒濤(どとう)の恋愛展開が話題となり、朝ドラ受けで博多大吉は「北海道、ソフトクリーム、ラベンダー畑…」とこの日の2人のデートシーンを挙げていた。しかし、舞と柏木が訪れた場所の1つは美しいラベンダー畑ではなく「ブルーサルビア」だったことが判明した。あさイチ番組内で視聴者のファクス投稿で指摘された。あさイチスタッフがドラマ班に確認したところ、ラベンダーではなく「ブルーサルビア」だったことが分かった。博多華丸・大吉は「学がなくてすみません」と指摘に感謝していた。

同ドラマは時代は90年代から現在、「物づくりの町」として知られる大阪府東大阪市と自然豊かな長崎・五島列島が舞台。東大阪で町工場を営む両親のもとに生まれたヒロインの岩倉舞は、祖母が住む五島列島で「ばらもん凧(だこ)」に魅入られる。やがて入学する航空学校で“パイロットの卵”である仲間と励まし合いながらフライト訓練に挑み、飛行機で空を飛ぶ夢に向かっていく物語。福原は朝ドラ通算4度目のオーディションで2545人の応募を勝ち抜いて主役をつかんだ。長崎出身の歌手さだまさしが語りを務める。